AYA世代のがん患者家族のニーズに関する包括的実態調査

AYA世代のがん患者家族のニーズに関する包括的実態調査

~第3期がん対策に反映されるよう声を届けましょう~
15歳から39歳の思春期・若年世代(AYA世代)のがん患者家族の
ニーズに関する包括的実態調査 協力のお願い

この度厚生労働科学研究費補助金(がん対策推進総合研究事業)「総合的な思春期・若年成人(AYA)世代のがん対策の在り方に関する研究(代表研究者堀部敬三)にて、AYA世代のがん患者家族の調査を行うこととなりました。
15歳~39歳未満のがん患者数は全がん患者に占める割合が2.5%(地域がん登録全国推計によるがん罹患データ(2011年)の推定「がんの統計」による)と少数です。この世代は、就学、就労、結婚等の様々な出来事が闘病と重なる時期でもあり、罹患や治療に伴いライフプランの変更を余儀なくされることも少なくなく、中高年のがん患者と比べても特有の心理社会的課題があると言われています。しかしながら、国内でのAYA(Adolescence and Young Adult:思春期・若年成人)世代がん患者の現状は十分には把握できておらず、対策が遅れています。そこで、下記調査班では厚生労働科学研究費補助金を受けて、AYA世代がん患者のニーズや医療、社会生活の実態を明らかにし、次期の第3期がん対策推進基本計画に反映されるよう提言を行っていくために、調査を企画いたしました。尚、本調査実施に際し、公益財団法人がんの子どもを守る会へ委託し、調査を行います。

 

尚、調査概要は以下の通りです:

• 「がん」という文言が使われます
調査用紙の中では、「がん」という文言が使われます。
• プライバシー(個人情報)と研究倫理を守ります
本調査は匿名でご回答いただきます。本調査の目的は政策提言にあるため、結果は厚生労働省へ提出するだけではなく、学会や専門誌、メディアなどを通して公表する予定ですが、回答者個人が特定されることはありません。調査へのご協力をお申し出いただいた後でも、実際の調査用紙をご覧いただいた上で返信しないことも可能です。
• 謝礼としてQUOカード(1,000円分)を差し上げます
記入された調査用紙とは別に、調査用紙配布時にお渡しした封筒にご自身の住所・お名前を記載の上、送付いただきましたら、謝礼としてQUOカードを調査事務局よりお送りします。
• 調査返信締め切りは2016年7月末必着です
来年度のがん対策への反映するためには8月には政策提言をしなければならないため、7月末必着を締め切りとさせていただきます。研究終了後は破棄し、他の用途で使用することはありません。

対象となる方
1. がん患者本人で、15歳~39歳の、現在治療中の方(晩期合併症の治療中の方は2に該当します)
2. がん患者本人で、治療を終了した(乳がんの術後ホルモン療法の方も含む)、現在15歳~39歳の方
3. がん患者の親で、患者であるお子さんが現在15歳~39歳の方
4. お子さんを亡くされたがん患者の親で、お子さんが15歳~39歳で亡くなられた方
5. がん患者のきょうだい(遺族を含む)で、現在15歳~39歳の方

協力いただける方
ご協力をいただける場合は、以下の必要事項を記載の上、下記事務局までご連絡ください。ご連絡をいただき次第、順次、調査用紙を送付致します。

 ・上記の対象の1~5のうち該当する番号
 ・送付先住所と氏名(封筒には「がん」という言葉は記載せずに送付致します)
 ・未成年が調査協力者に含まれているか、いないか(含まれていない場合もお知らせください)

※調査協力者に未成年の方が含まれる場合は、保護者の方の同意をいただいてから調査用紙を送付することが条件となりますことをご留意ください。

 

本調査は厚生労働科学研究費補助金(がん対策推進総合研究事業)「総合的な思春期・若年成人(AYA)世代のがん対策の在り方に関する研究の研究資金」によって行います。本調査は主に以下のメンバーで実施しています。
研究代表者:名古屋医療センター臨床研究センター 堀部敬三
国立がん研究センター中央病院乳腺・腫瘍内科 清水千佳子
聖路加国際病院小児科 小澤美和
キャンサーソリューションズ 桜井なおみ
公益財団法人がんの子どもを守る会ソーシャルワーカー 樋口明子・横川めぐみ

 

【患者家族調査事務局】

公益財団法人がんの子どもを守る会 ソーシャルワーカー 担当:樋口明子

〒111-0053 東京都台東区浅草橋1-3-12 Tel 03-5825-6311(10時~18時)

Fax 03-5825-6316  E-mail aya@ccaj-found.or.jp